起床は毎朝5時 力士たちの24時間と意外な“あるある”

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◆18時すぎ…夜のちゃんこ。力士のご飯は1日2回

◆19時~…自由時間。門限までなら外出も可。部屋でゴロゴロしたり、筋トレに精を出す力士も

◆21時30分…就寝。幕下以下は大部屋。最近は兄弟子たちに3~4人部屋を与える相撲部屋もある

■両国国技館の便器は特注品

 関取の平均体重は160キロ以上! 大きすぎるゆえの事故も多発している。そのひとつが、便座問題。以前、二子山部屋の女将さんだった藤田紀子さんが「便座を割ってしまう力士がいる」とボヤいていたもの。そこで両国国技館ではTOTOの特注製品が使用されている。ふつうの便器に比べて幅が5センチ、長さが7センチも大きく、力士の体重に耐えられる設計。また、便の流れる排水管も太く詰まらないようになっている。

■懸賞金を出すには最低93万円必要

 懸賞金はどうしたら出せるのか? 現在は原則、法人のみが出すことができ、さらに幕内の取組に限定されている。賞金の額は1本6万2000円(税込み)で、1場所に15本以上出すことが条件。つまり最低でも93万円かかる。

 賞金の内訳は、相撲協会の事務手数料として5300円が引かれ、勝利力士にはそこから納税充当金2万6700円を引いた残りの3万円が支払われる。納税充当金は、力士が引退する時に余った分が本人に戻される。

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