貴乃花親方が貴ノ岩を隠匿か…協会執行部も居所つかめず
とんだ「雲隠れ」に相撲協会も右往左往だ。
6日は福岡県直方市で行われた大相撲の冬巡業。いまだ姿を現していないのが暴行事件の被害者、貴乃花親方(45)の弟子の貴ノ岩(27)だ。
そもそも、貴乃花親方は「貴ノ岩は巡業に出られません」と協会に伝えてすらいないという。いわば、無断欠勤。巡業は本場所と並ぶ、協会の公式行事の二本柱だ。当然、無断で休場していいわけがない。休むなら本場所同様、診断書を提出する義務がある。
だが、貴乃花親方は巡業部長でありながら、いまだ弟子の診断書を提出していない。電話をしてもなしのつぶてとあって、5日には危機管理部長の鏡山親方(元関脇多賀竜)がわざわざ貴乃花部屋まで赴き、玄関先のポストに診断書提出要請の文書を投函。同親方は「(貴乃花親方への連絡は)何でも書面でと言われているからね」と、ため息をついていた。
11月場所直前から姿を消している貴ノ岩。協会の聴取を拒否するために場所中、福岡市内の病院への入院を画策したともいわれたが、現在はどこにいるのか。