ダルの投球フォームに“重大な欠陥” アストロズ野手が暴露
今オフのFA市場の目玉右腕に重大な欠陥が露呈した。ドジャースからFAになっているダルビッシュ有(31)のことだ。今季のワールドシリーズでは対戦相手のアストロズ打線にクセがバレていたというのだ。
ダルはワールドシリーズで2試合に登板しながら、いずれも2回を持たずにKO。アストロズ打線に火だるまにされた。
「スポーツ・イラストレーテッド」誌(電子版)が、ある野手の話として伝えたところによれば、ダルは球種によってグラブの中でボールを動かすクセがあり、特に第7戦はその傾向が顕著だったという。アストロズは対戦前からダルの配球などを見抜いており、ある野手は「事前の対策が功を奏した」と証言している。
アストロズでは、スコアラーがグラブの位置から投手のクセを分析するなど、対戦相手の研究に抜かりないことで知られる。レンジャーズ時代には何度も対戦してきただけに、丸裸にされていた可能性もある。
アストロズといえば、ダルに関心を寄せている球団のひとつだ。ダルは球団選びに慎重になっているだけに、今回の野手の証言は移籍先選択に影響しそうだ。