いまだ氷上に乗れず…羽生結弦の怪我長期化に専門医見解
「いつから練習を再開できるかはまだ決まっていません」
14日、フィギュアスケートの羽生結弦(23)がコメントを発表した。
11月9日、NHK杯の公式練習中に右足関節外側靱帯を損傷。1カ月以上が経った13日には「まだ氷上に乗ることができていません」と話していた。この日は「当初の診断では3~4週間ほどで元に戻るということでしたが、(中略)腱と骨にも炎症があるため、治るスピードが早くありません」との談話を追加したが、「1カ月以上はかかりすぎです」と「メディカルトリート代々木治療室」の院長でスポーツ障害が専門の若月順氏がこう言う。
「靱帯損傷は一般的にいえば捻挫。2週間で動ける状態になり、3週間経てば氷の上に立つことができるはず。それがここまで長引いているということは、どこかで無理をしたのかもしれません」
■「特別枠」での平昌出場は逆に酷
羽生は少なくとも2度、右足首を故障している。13年は世界選手権(4位)のフリー公式練習中、15年は世界選手権(2位)の2カ月前。ともに“強行出場”した。