理論が先行…復活期す阪神・藤浪に足りない基本の「き」

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 昨季、プロ最少の3勝に終わった阪神藤浪晋太郎(23)が4日、母校の大阪桐蔭で自主トレを公開。「しっかりとやらないといけない。今年はいい成績を残したい」と力を込めた。

 不振から脱却したいという気持ちは確かに伝わってくる。昨年12月には単身で上京し、動作解析や目のトレーニングなどの専門家を訪ね、貪欲に知識を吸収。さらに近日中にも、一昨年12月に弟子入りしたダルビッシュがいる米国で一緒に自主トレを行うそうで、「いろいろ勉強したい」と目を輝かせていたが、これで本当に復活を果たせるのか。

 この正月、スポニチ紙上で金本監督と元中日監督の落合博満氏が対談。落合氏は藤浪の不振について「あれはランニング不足。下半身が弱いと思う」と指摘。「投げ方を忘れさせるほど走らせないとダメだと思う」と語っていた。

 阪神OBの評論家・福間納氏は、「藤浪に向上心があるのはよく分かるが、それ以前にやるべきことがあるのではないか」と、こう続ける。

「まずは基本練習の反復を徹底することです。新たな練習方法を学ぶことで新鮮な気持ちにはなるものの、単純で簡単に見える練習を継続することが一番大変です。走りこみが不足し、鍛えた蓄積がないと、下半身は年々衰えていく。ステップの幅が狭くなるのは、下半身の粘りがないから。技術に関しても同様です。藤浪の制球難の原因は、振りかぶってから右腕が背中の後ろに深く入りすぎるため、腕の振りが遠回りをするからだと思う。例えば、テークバックを小さく取り、真上から投げ下ろすフォームを体に染み込ませるのもありではないか。知識を吸収するのは基本を固めてからでも遅くない」

 ダルビッシュは体のメカニズムやトレーニング論、運動力学などにも精通しているが、“師匠”の理論を吸収する前に、やるべきことがあるということだ。

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