契約総額は数千万円 清宮をめぐり用具メーカーが大争奪戦
■大谷はプロ2年目でアシックスと契約
関係者によると清宮は現在、特定の用具メーカーと使用契約を結んでいない。大手スポーツ用具メーカーの関係者はこう話す。
「清宮クンにはぜひ、ウチの道具も試してもらいたい。打撃が注目されている選手ですから、特にバットですね。今はアディダスが有利かもしれませんが、キャンプが始まれば、先輩選手などから話を聞いたり、実際にプレゼントされたりして、いろんなメーカーのものに興味も出てくるはずです。契約金はメーカーによってピンキリですが、宣伝効果が抜群な清宮クンなら、トータルのアドバイザリー契約だと数千万円になる可能性はある。『アドバイザリー契約は無理としても、せめてバットだけでも』と考えているメーカーもあるでしょう」
先輩のエンゼルス・大谷翔平(23)が高校時代から愛用していたアシックスとアドバイザリー契約を結んだのは、プロ2年目の夏だった。清宮のような大物新人は開幕から数カ月で契約を結ぶケースもあるという。メーカー間による清宮争奪戦はすでに始まっている。