契約総額は数千万円 清宮をめぐり用具メーカーが大争奪戦
日本ハムの新人合同自主トレ第2クール最終日となった15日、清宮幸太郎(18=早実)はグラウンドでのロングティーで練習を締めくくった。
およそ40スイングで10本のサク越えを放ち、「結構振れて、一段階上がってきたと思う。ただ、あまり調子に乗らないようにしたい」と笑顔で話した清宮は今、“相棒”を模索している。
自主トレで使用するバットは、ウエアやスパイクも含めて愛用するアディダス社、マスコットバット代わりにしている韓国ハードスポーツ社、それに加えてローリングス社製のものも準備しているという。
清宮は「長さは85センチとか86センチとか、まだこれというのはない」とし、選定時期については「もうちょっとしっかりボールを打ってから。あれこれ使うと迷ってしまうので、これと決めたものはぶれずに使い続けたい。オープン戦くらいには決められたらと思っていますが、焦らずやりたい」と言う。
グラブについても、高校時代はアディダスの一塁ミットを使っていたが、この日のノック練習では、ローリングスのものをはめていた。本人は「(形状など)あまりこだわりはない」と話し、新たに用意した三塁、外野用グラブも型を探っている。