栗山監督が指示 親指痛再発の清宮いきなり打撃練習回避
米アリゾナ自主トレ初日(日本時間30日)に、故障していた右手親指に再び痛みを訴えた清宮幸太郎(18=早実)。日本ハムの首脳陣は一軍キャンプ帯同によるプレッシャーと疲労が大ケガにつながることを警戒し、慎重な姿勢で清宮を見守っている。
そんなこともあって清宮は、自主トレ2日目(31日)は打撃練習を回避した。清宮は「もちろん打ちたいですよ」としながら、トレーナーと話し合った上で、「大事をとってですね。無理をしたくないんで」と語り、他の選手の打撃練習中は、「球拾い」に専念。
栗山監督によると、トレーナー陣と相談した上でこの日の朝、清宮に打撃練習の中止を「俺から指示した」と言う。
清宮は「明日(1日)もたぶん打たない」と言うから、自主トレ最終日も打撃練習はお預けとなりそうだ。
守備練習では初めて投内連係に取り組み、一塁で参加。短距離のランニングでは「ガニマタ」の修正にも取り組んだ。しばらくはバットを置いた練習が増えそうだが、栗山監督が言う「今やるべきこと」に専念することで、メンタル面が好転するきっかけになるか。