日ハム斎藤佑にズバリ聞いた 清宮への助言と8年目の覚悟
24日に行われた日本ハムの新人合同自主トレで清宮幸太郎(18=早実)が母校の先輩にあたる斎藤佑樹(29)と対面し、会話を交わした。2006年夏の甲子園の優勝投手で、早大を経て10年ドラフト1位で入団。自らも大フィーバーを経験した斎藤に、清宮のことや自身のことについて話を聞いた。
――清宮とはどんな話を?
「高校(早実)のときの話がメインでしたけど、(右手の親指を)ケガしたと聞いて、焦って無理してシーズンに支障が出るのはマズイと思ったので、『今のうちにしっかり治して、ゆっくり焦らずやれよ』と話しました。僕とは置かれている立場が違う。ルーキーで確実に2~3年はチャンスがあるわけですからね」
――新人だった7年前に大フィーバーを経験した。今以上のファンやマスコミが連日のように鎌ケ谷に詰めかけましたね。
「当時は(フィーバーの)中にいて外から見ていないので、ちょっと引いた目で見て人が多いな、というくらいしか思っていなかったんですけど、プロに入った以上は野球をやっていれば人がいる。清宮は大変だと思いますけど、人が多いということには慣れていると思うし、そこは心配いらないとは思いますけどね」