清宮の出場機会にも影響 日ハム中田翔「右肩炎症」の波紋
「打つ方は問題ないかな」
前日に右肩に違和感を訴え、病院でMRI検査を受けた結果、「右肩の炎症」と診断された日本ハムの中田翔(28)が厳しい表情でこう話した。
この日(日本時間7日)はケース打撃を回避。一塁守備ではスローイングをせず、軽くトスをする程度にとどめた。吉村GMは前日、「2、3日はノースローで様子を見ることになる」と話している。
中田はキャンプ前から右肩に異変を感じていたという。キャンプイン直後にはエースの有原航平(25)も右肩炎症のため、別メニュー調整が続いている。昨季5位からの巻き返しを図る栗山監督にとって、エースと4番の相次ぐ故障は頭が痛いに違いない。
中田はこのオフ、10キロ以上の増量に成功。見た目にすぐわかるくらいのムキムキボディーでキャンプイン。先日は「106キロある。減らす必要はないし、このままの体を保ってシーズンに入りたい」と気合十分だった。
同じ一塁手でポジションの重なる清宮幸太郎(18=早実)が加入。オフには「ちょっと必死にならないといけない」と言っていたように、キャンプ第1クールのフリー打撃で快音を響かせ、シートノックでも軽快な動きを見せていた。