日ハム清宮はガニ股なおせる? “矯正の先輩”大田に聞く
米アリゾナの清宮幸太郎(18=早実)が「ガニ股」の矯正に取り組んでいる。力のロスを防いで、走力や走塁の向上につなげるためだ。同じ高卒のドラフト1位で、ガニ股の矯正に取り組んだのが大田泰示(27)。巨人からトレードで日本ハムに移籍し、昨季は15本塁打を放った大田に、ガニ股との向き合い方や清宮について聞いた。
――新人年からガニ股の矯正に取り組んだ。
「ガニ股を直すというより、自分で常につま先を真っすぐにして、真っすぐ歩くと意識している感じです。僕はO脚やX脚というより、わりと足は真っすぐだと思います」
――ガニ股だと、どんな問題が起こるのですか?
「体の外側に体重がかかる分、走っていても地面に力が伝わらなかったりベーランで外に膨らんだり。打撃で言えば、打者は投手に対して横で構えるわけですが、本来なら投手方向に力を伝えないといけないのに、ガニ股だと力の向きの角度が斜めにずれてスイングの力が逃げるんです」
■「時間はかかると思う」