出場は終盤守備のみ…日ハム清宮を一軍に置く本当の理由
いまだ右手親指のケガに配慮した練習を続けているのが、日本ハムのルーキー・清宮幸太郎(18=早実)だ。
18日は、室内練習場でアップをこなすと、前日の17日に続いてトスバッティングを行った。約10メートルの距離から城石打撃コーチが上手で投げるボールを打つこと約15分。その後、ボールを使った体幹トレーニングをこなし、練習試合に出場するため阪神のキャンプ地である宜野座に向かった。
試合に出たといっても八回裏から一塁守備に就いただけ。牽制球を捕球した以外の守備機会はなかった。
1月に右手親指を負傷した清宮は現在、実戦で打席に立つことを許されていない。もっぱら一塁守備のみという変則出場が続いている。
しかし、これで一軍に帯同させている意味があるのだろうか。この日も八回まではベンチを温めていただけだ。日本ハムは23日の打ち上げまで対外試合が続く。二軍でみっちり鍛えるのが本人のためではないのか。
■モチベーションキープの狙いも