警備増員も ダブルス開催の青森市“カー娘ブーム”で大混乱
メダルの力は大きい。
平昌五輪で日本カーリング史上初のメダルを獲得した女子代表の「LS北見」。五輪という大舞台のプレッシャーとは無縁の天真爛漫な笑顔がお茶の間をクギづけにした。ハーフタイムにおやつを頬張る「もぐもぐタイム」や選手間で繰り返された「そだねー」にも注目が集まり、空前の「カー娘」ブームが到来。銅メダルを獲得したイギリス戦の瞬間最高視聴率は42.3%を記録した。
そんな想定外の人気にうれしい悲鳴を上げているのが青森市だ。14日から行われる日本ミックスダブルスカーリング選手権の開催地で、藤沢五月(26)、吉田知那美(26)、吉田夕梨花(24)の3人が推薦枠で出場することが決まったからである。
会場の「みちぎんドリームスタジアム(青森市スポーツ会館)」には問い合わせが殺到。早くも対応に追われているのだ。
「問い合わせは本当にたくさんいただいております。4年前のソチ五輪後にも大会を開催したことがありますが、それよりもはるかに多い。やっぱりメダルを取ったというのが大きいですね。5分に1回くらいのペースで電話が鳴っています。あまりにも問い合わせが多いため、急きょ、駐車場の警備員を増やすことにしました。