混合ダブルス参戦のカー娘 北京五輪は“ママでメダル”も?
平昌五輪で、日本勢初の表彰台(銅メダル)に立った女子カーリング日本代表のロコ・ソラーレ(LS)北見のメンバーが、3月の日本混合ダブルス選手権(青森市)に出場する。
スキップ藤沢五月(26)、サード吉田知那美(26)、リード吉田夕梨花(24)の3人が、それぞれ男子代表のSC軽井沢クラブの選手と組んで、混合ダブルス世界選手権(4月=スウェーデン)への出場権獲得を目指す。この種目は平昌から正式種目として実施。4人制と同様に世界の注目を集めたことから、日本協会は今後、本格的な強化に乗り出すという。
新種目は4人制以上にコンビネーションが要求される。人数が2人と少ないため、ミスショットした際、互いのサポートが重要になり、ペアの力量に加えて2人の相性が勝敗を大きく左右する。
気心が知れた2人がペアを組むケースが多く、今大会銅メダルのロシア組(後にドーピングで剥奪)は夫婦だ。3位に繰り上がったノルウェー組は結婚していないものの、普段はノルウェー市内の練習拠点で共同生活を送っている。ウマが合うペアに巡り合うまで男女とも離合集散を繰り返すため、フィーリングが一致する相手が見つかると、より結びつきが強くなるようだ。