プロ初登板初勝利 DeNA京山は“ハマのマエケン”になれるか
1日、DeNAの右腕・京山将弥(19)がヤクルト戦でプロ初登板・初先発・初勝利。開幕3戦目の大抜擢に応え、5回5安打1失点でチームの連敗を止めた。
「初回、マウンドに走っていくときが一番緊張しました。(今までで)2、3番目くらいに緊張した。一番は高校最後の夏に投げた県予選の1回戦。それに比べたら全然です。(高校は)負けたら終わりなので」
近江(滋賀)から16年のドラフト4位で入団。ラミレス監督が「キャンプから顔つきが落ち着いていた。セルフコントロールもできている」と感心すれば、木塚投手コーチはこう言った。
「物おじしない性格。キャンプで先輩とブルペンで投げていても、緊張することなく淡々と投げていた。でも、キャンプが二軍だったので、今日はまだ“お客さん”のような雰囲気があった。だから試合前にみんなの前でしゃべらせると、『みなさん、今日はよろしくお願いします!』と言ってたよ。練習も真面目で、秋の投げ込みは浜口の次に多く投げていた。体は細いけど、徐々にプロ野球選手らしい体にしていけばいい。あすは、しっかり走らせるよ!」