伊調へのパワハラ認定 栄和人氏が現場復帰するための条件
すでに伊調は、関係者を通じて協会に練習場所を確保するよう打診。協会側も「全面的にバックアップしたい」としているが、伊調は練習再開のメドすら立っていない。
レスリングの強豪大学、実業団は世界選手権(10月=ハンガリー)の代表選考会を兼ねた6月の大会に向けて練習を開始したばかり。レスリング関係者によれば、それぞれの所属選手の練習を優先させなければならず、伊調に練習場所を提供したくてもできない状況だという。
復帰を希望している伊調よりも先に、栄氏が現場に戻れば、レスリング界はもとより、世間の非難にさらされるのは必至。栄氏は伊調が大会に出場するまでは表舞台に出られそうにない。