広島守護神“中崎劇場”にベンチ&ファンまたもハラハラ

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 1点リードで迎えた最終回。ストッパー中崎翔太(25)の登板が告げられると、本拠地マツダスタジアムには少し微妙な空気が流れた。

 今季もチームの守護神を務める中崎は、この日のヤクルト戦前まで8試合に登板して無敗の6セーブ。が、防御率は4.50で、3者凡退で抑えた試合が4試合しかない。3点リードのマウンドに上がった15日の巨人戦では3安打2四球で2点を失い、ヒヤヒヤのセーブを挙げたばかりだった。

 果たして……。

 この日も先頭のバレンティンにいきなり、あわや同点本塁打かという右翼フェンス直撃の二塁打を浴び、続く4番の青木にはストライクが入らず、ボール3つが先行。スタンドをざわめかせた。

 その青木を遊ゴロに抑え、何とか後続も断ってリーグトップに並ぶ7セーブ目を手にしたとはいえ、ベンチもファンもヒヤヒヤ。最も肝を冷やしたのは、今季初登板初先発で7回2安打1失点と好投し、勝利投手になった中村祐太(22)だっただろう。

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