ヤクルト打撃Cも認める バレンティンの“ゴマすり”処世術

公開日: 更新日:

 今年は違う、らしい。

 5日、広島戦に「3番・左翼」で出場したヤクルトのバレンティン(33)。七回1死二塁で菊池の左前打を処理すると、本塁へレーザービーム返球。二塁走者の田中を刺した。

 この場面を「ヒサシブリネー」と笑顔で振り返ったバレンティンは「(春季)キャンプからボールに対して素早くチャージする練習を続けてきた。ゴロに対する対応は河田(外野守備走塁)コーチから言われてきたので良かった」と話した。

 来日8年目の助っ人はこれまで、練習嫌いのマイペースキャラで有名だった。緩慢な守備は数知れず。青木宣親(36)の復帰が決定した際は、「楽そう」と一塁手へのコンバートを直訴したほど。打つことだけに意識が向いていたような男が好守備を見せ、キャンプからの練習の成果だとアピールしたのだ。

 この日の試合前の練習中、バレンティンが「守って、その後、ちょっとゴマすってくる」と言って駆け寄った先は杉村巡回コーチ。肩に手を置きながら言葉を交わし、練習へ戻っていった。宮出打撃コーチはこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭