エンゼルス大谷は苦戦必至 Rソックス打線は徹底“好球必打”
二刀流右腕のエンゼルス・大谷翔平(23)にとって、真価を問われるマウンドになる。登板が予定されていた15日(日本時間16日)のロイヤルズ戦(カンザスシティー)は天候不良で中止に。次回は17日(日本時間18日午前11時7分開始)のレッドソックス戦(アナハイム)に決まった。
レッドソックスは開幕から好調。15日(日本時間16日)現在、13勝2敗で、2位のブルージェイズに3.5ゲーム差をつけてア・リーグ東地区首位を走っている。
相手の先発予定はサイ・ヤング賞投手のプライス。今季3試合(計15イニング)に登板して1勝1敗、防御率2.40と順調なスタートを切った左腕との投げ合いになるが、「僕が実際に対戦するのは打線。まずはそっちに集中したい」と大谷は話す。その「打線」は強力だ。
チーム打率2割7分3厘、総得点86とも、エンゼルスに次いで30球団中2位。リードオフマンを務めるベッツ(打率3割5分3厘、2本塁打、10打点、16得点)、3番H・ラミレス(打率3割3分3厘、3本塁打、15打点)の2人が打線を牽引。ヌネス(打率2割7分1厘)、リン(同5割)らの若手が、故障で離脱中のペドロイア、ボガーツの二遊間の穴を埋めている。