父の愛弟子や元総理も 日ハム清宮を支える華麗なる応援団

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 昨年の暮れだった。7球団による競合の末、日本ハムの1位指名を受けた清宮幸太郎(18)を激励するパーティーが、都内の5つ星ホテルの大宴会場で催された。さるアマ球界関係者が招待客から聞いた話では、この「感謝の会」は清宮の父で、ラグビー・ヤマハ発動機ジュビロの監督である克幸氏が中心になって企画したものだったという。

 300人とも500人ともいわれる招待客の面々は、豪華かつ多彩だった。清宮が早実高校を卒業するまでの18年間に親交があったチームメートや恩師、関係者はもちろん、克幸氏の縁で幼少期から面倒を見てもらったラグビー界からも多くの知人が出席した。

「会場でひときわ目立っていたのは五郎丸歩。2015年のW杯の活躍で一躍、ラグビー界の顔になった五郎丸は克幸氏の愛弟子で、清宮が高3時に高校史上最多本塁打記録を更新した際はツイッターで『おめでとうございます』と祝福しています」(前出の関係者)

■森元首相を「おじいちゃん」と

 パーティーには、元総理大臣の森喜朗氏の姿もあったという。森氏は20年東京五輪の大会組織委員会の会長。早大ラグビー部OBで、日本ラグビーフットボール協会の会長を務めた(現名誉会長)。早大ラグビー部の監督だった克幸氏とは長年の親交があり、清宮が高校1年だった15年の夏には神宮で行われた西東京大会決勝に加え、甲子園にもわざわざ足を運んで観戦している。さる球界OBは、「清宮も森元首相のことを『おじいちゃん』と呼んで慕っている」と言う。

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