痛恨の緊急降板…松坂のローテ入りは森監督の進退に影響も

公開日: 更新日:

■森監督と運命共同体

 松坂の成績は、1年ごとに契約を更新する形を取っている森繁和監督(63)の進退にも影響する可能性があるという。

「松坂のテスト入団は森監督の案件。すでに圧倒的な集客力で営業的には大成功との声がある一方で、それによって若手投手が育たなければ、松坂を連れてきた指揮官の責任だという声も聞こえてくる。松坂のこれからの起用法と結果によっては、自身の進退にかかわってくるかもしれない。先発ローテ入りは慎重に判断するとみられます」(前出の関係者)

 松坂は「(右ふくらはぎが)強く張ってしまった。投げたかったけど、笠原に迷惑をかけてしまった。ブルペンからおかしかったけど、病院には行きません」と悔しがれば、森監督も「初回からつっていたんだろ。足を伸ばしていたし。明日は当然練習をやるんだろうけど」と軽症を強調した。

 松坂は拾ってくれた指揮官のためにも、結果を示して雑音を封印するしかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…