ダンスでは済まない 活躍続く大谷を待つ“恥ずかしい儀式”
エンゼルス・大谷翔平(23)の勢いが増してきた。
「5番・DH」でスタメン出場した10日(日本時間11日)のツインズ戦。七回に4月27日のヤンキース戦以来の5号ソロを放つなど、4打数2安打2打点で、2試合連続安打をマークした。先発出場した試合に限れば、3戦連続のマルチだ。
4月3日のインディアンス戦で初本塁打を放った際には、ベンチでナインから無視される「サイレントトリートメント」の洗礼を浴びたが、今では他の選手と同様の祝福を受けている。最近は、大谷がベンチに戻ると、ナインからお辞儀で迎えられ、拳を突き上げるダンスまで強要されるようになった。
大谷は「(チームメートに)『やれ』と言われたからやっているだけです」と照れながら話したが、このまま活躍が続くようなら、シーズン終盤にはお辞儀やダンスどころではない恥ずかしい格好をさせられることになる。
「ルーキー・ラギング」といわれる新人歓迎儀式がそれだ。メジャーデビューした新人に仮装を強いる恒例行事で、各球団とも9月終盤の遠征で行っている。通常、本拠地での試合を終えて、次の遠征先に向かうときに、キャラクターの着ぐるみを身に着けたままの移動などを強いられる。