白米はドンブリ5杯をペロリ 巨人・岡本和真の“覚醒”の秘密
「昨年は開幕スタメンからすぐ二軍落ちで悩んでいました。言ったのは、『自分のスイングをしよう。当てにいくな』と。二軍監督だった内田さんと取り組んだのは、初動を小さくすること。インパクトまでに無駄な動きが多過ぎて、しっかり捉えられない。構えたところからバットを最短距離で出そうと。今でもアッパー気味ですが、昨年まではもっとしゃくり上げていた。レベル気味に戻して打撃改造しました」
【ゴジラの教え】
岡本が言う。
「今年はタイミングが取れるようになりました。春のキャンプで臨時コーチだった松井秀喜さんの教え? そうですね。下半身主導とか軸足の大切さを教わって、ポイントを近く、球を引きつけられるようになりました。去年との一番の違いは、ボール球を振らなくなったことだと思います」
【いじられ役】
阿部ら先輩にかわいがられる。一軍初昇格を果たした15年8月、「奈良県から来たジョニー・デップです」と自己紹介。先輩たちの爆笑を誘った。阿部に「分かってるよな」と言われ、「反町隆史です」と挨拶したことも。今季開幕カードのお立ち台でアナ氏から水を向けられた際は「今年は気を引き締めてるんでやりません」と断った。