高校野球の強豪・健大高崎 “間の悪い暴力沙汰”で出場危機

公開日: 更新日:

 1日に高校野球の強豪校・健大高崎(群馬)で部員による暴力行為が発覚。2年生部員が寮で1年生部員に「指導」の趣旨で暴力を振るったという。

 処分は今月中に決定する見通しで、それまでは対外試合を自粛することになった。7月7日から始まる夏の県大会出場は現時点では未定だ。

 春の関東大会で優勝し、夏の甲子園の100回大会に出れば、優勝候補にも挙げられる強豪だが、6月は多くの練習試合が行われるだけに、予選に出場できることになっても、苦戦を強いられるかもしれない。

「健大高崎の部員は全国からの野球留学の生徒が中心。コーチは5~6人と多く、寮監もいる。常に目を光らせる大人が多く、部員たちは息をつくヒマもない。フラストレーションがたまって暴発したのではないか」(アマ球界関係者)

 とはいえ、今は日大アメフト部の暴力問題が世間を騒がしている。なんとも間が悪い不祥事発覚だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…