日本航空石川・中村監督が明かす 部員100人との寮生活
30日に登場する日本航空石川(石川)を率いる中村隆監督(33=社会科教諭)は、神戸弘陵高から明大を経て、2015年9月に就任した。パイロットや航空整備士の養成を目的に設立された同校で、昨年まで「寮監」を務めた中村監督がこう言う。
「(山梨キャンパスを含めて)日本で唯一『航空科』があります。パイロット、整備士、CAなど、航空業界への就職を目指す生徒が多い。他にはない高校です」
食堂、浴室、売店もある近代的な4階建ての男子寮と女子寮がある。ホームページによれば、寮では北は北海道から南は沖縄出身まで715人が暮らしているという。
「寮は大きいですよ。今年から担任を持ったので、もう違いますが、昨年まで10年間ほど寮監を務めました。当直だったり日勤だったり、シフト制ですが、週2回ほどは泊まっていました。といっても、野球部の子を預かっていますので、今でも寮で一緒に住んでいます。金沢に自宅がありますが、帰るのは週1回です。野球部員は約100人。ほぼ寮生活です」
野球部員も航空業界を目指すのか。