ファンも聞き飽きた 本田圭佑の“大風呂敷”惨敗した4年前も
さらに司会者からロシアW杯の勝算について聞かれると「これまでも出る以上は『優勝しか考えていない』としか言ってこなかった。確かに可能性は1%以下かも知れないが、それでも可能性がある限りは(優勝を)目指す」とW杯制覇を口にした。ここで思い出されるのは、4年前のブラジルW杯の本田の言動だ。
■威勢のいいご託を並べながら“海外逃亡”
ことあるごとに「目指すは優勝」と豪語。初戦のコートジボワール戦で先制ゴールを決めたものの、終わってみれば1分け2敗でグループリーグ敗退。大黒柱を自任しておきながら、エースとしての責任を何も果たせなかった。それどころか大会前に「今は応援してほしい。批判は大会後に受ける」と言いながら、ブラジルでひとりだけチームを離れ、日本に帰国しないで欧州に向かった。
そんな自分勝手な言動を2002年W杯で日本代表チームの団長を務めた木之本興三氏(故人)は「誰よりも優勝を公言していた本田選手に話を聞こうにも、ひとりだけ帰国しないで雲隠れ。どういう了見なのか、まったく理解に苦しむ」と苦言を呈していたものだ。