大谷はDH部門3位 最短での実戦復帰なら球宴出場の可能性
二刀流人気は依然として健在だ。
大リーグ機構は12日(日本時間13日)、オールスター(7月17日=ワシントン)のファン投票のア・リーグ第1回中間発表を行い、DH部門にノミネートされたエンゼルス・大谷翔平(23)は21万8981票を集め、レッドソックス・マルティネス、ヤンキース・スタントンに次いで3位に入った。
大谷は右肘の内側側副靱帯損傷で10日間の故障者リスト(DL)入り。今月7日には再生療法である「PRP注射」を受け、6月末の再検査の結果を待って、今後の治療方針などを決める。大谷が受けたPRP注射は、異常がなければ最短6週間程度で実戦復帰できる。
去る11日、ソーシア監督は大谷に関して「メディカルスタッフの指示を待って決める。少なくとも打者としてはいつ戻ってこられるかを知りたい」と、患部への負担が少ない打者として先に復帰させたい意向を明かしている。球宴が行われる7月の第3週にはPRP注射を受けてから6週間に達する。順調に回復し、チームドクターが許可すれば、球宴出場は可能だ。