決勝T進出に望み 豪は38歳“老FW”ケーヒルの経験に託す
デンマークのMFエリクセン(26=トットナム)が前半7分、技ありのボレーシュートで先制。対するオーストラリアは前半38分、VAR(ビデオ判定)の末、相手FWポールセン(23=ライプチヒ)のハンドでPKをもらい、MFジェディナク(33=アストンビラ)がゴール右にシュートを冷静に蹴り込んだ。
ドローに持ち込み、決勝トーナメント出場の可能性を残したオーストラリア。デンマーク(勝ち点4)がフランス(勝ち点6)に敗れることが条件だが、3戦目は2連敗で1次リーグ敗退が決定し、モチベーションの低いペルー戦。是が非でも勝利し、望みをつなげたい。
そこで日本の天敵として知られるFWケーヒル(ミルウォール)に期待する声が出始めている。今大会は出場がないものの、W杯4大会連続出場、同通算5得点。38歳となった今でも、ここ一番の勝負強さは健在で、「絶対に負けられない」という、プレッシャーがかかる場面では老FWの経験がものをいうかもしれない。