年俸500万円でDeNAへ 中後が語っていたマイナー時代の苦労

公開日: 更新日:

「球場で試合前に出る食事はマメとマッシュポテトをパンに挟んだものだったり、非常に素朴でした。たまにピザが出てきたら、みんなイェーイって、大喜びしますよ」

 マメに含まれるタンパク質はマイナーリーガーにとって、プロテインの代わり。カネを節約するために試合前の軽食で出たパンを持ち帰る選手もいるという。遠征先の宿舎は主に安宿のコテージで相部屋。華々しいメジャーの世界とは断崖絶壁で隔てられている。

 中後の年俸を月給換算すれば100万円。一軍でプレーすれば、一軍再低年俸1500万円の日割り分が加わる。一軍で活躍すれば来季は年俸が4倍、5倍になるだろう。ジャパニーズドリームを享受するチャンスを得た中後。3年間の苦労が報われるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動