日本ツアー 初日中止なら“54ホールの競技短縮”でいいのか
【長嶋茂雄インビテーショナル・セガサミーカップ】
台風7号が温帯低気圧に変わって北海道には激しい雨が降り、大会初日はコースコンディション不良のため午前8時2分に中止が決定した。
「スポンサートーナメントに関しては予備日が設けられていない」(JGTO広報)ため、大会は月曜日まで延長して行われることはない。
大会最終日の日曜日までに、どこまで試合をやるのかが注目される。主催者やテレビ局、JGTO、選手が奮闘すれば3日間で72ホールをプレーすることも可能なのだ。
しかし、日本ツアーでは大会期間中に1日の中止があれば、おおむね54ホールの競技短縮に終わる。
ちなみに競技自体は36ホールで成立(加算賞金額50%)する。
実際、昨年のブリヂストンオープンは初日が悪天候で中止になり、最終日も台風接近で中止が決まり、36ホールで時松隆光が優勝した。
1998年よみうりオープンでも2日目と最終日が雨で中止になりB・ワッツが36ホールで勝った。36ホールでの優勝でも2年シードと日本シリーズ出場権が手に入る。