巨人・岡本にアドバイス DeNA筒香が「敵に塩を送る」理由

公開日: 更新日:

 いがみ合い、蹴落とし合う、そんな時代は古いのか。

 巨人岡本和真(22)とDeNAの筒香嘉智(26)。ともにチームの4番を任されているスラッガーだが、岡本は6月下旬からスランプに陥った。

 32打席無安打となった7月4日のDeNA戦。この試合で筒香は岡本に「打てなくても、そのまま変えずにやればいい」と助言したという。話しかけられた岡本は面食らったというが、この翌日、33打席ぶりのヒットを放ち、スランプから抜け出した。筒香は「アドバイスってほどじゃないです」と謙遜するが、シーズン中にフォームやバットを替えないことで知られる打者だ。

 多くの者は不振になると、コーチからフォームをイジられたり、気分転換に道具を替える。「変えるな」と進言した筒香も「昔はいろんな人の言うことを聞いて、うまくいったこともあるし、いかなかったこともある。今でもそれの繰り返しです」と、試行錯誤の毎日だ。

 同じセ・リーグでシーズン中。

「かつては練習中や塁上で相手チームの選手と話すのはタブーとされ、敵に助言するなんぞ、もってのほかだった」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇