1試合3発も DeNA筒香が“具体的な技術論”を語らない理由

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 主砲が目を覚ました。

 20日の巨人戦で筒香嘉智(26)が自身初となる1試合3本塁打。「できるだけ打ちます」と控えめな4番は、今季不調にあえいでいたが、これで18日から3戦連続本塁打だ。

 フォーム改造は試行錯誤の繰り返し。キャンプではスタンスを狭め、直立に近いスタイルも試した。ラミレス監督は復調の要因について「このシリーズの初戦(18日)前に『少しフォームを変えて良い感じです』と言っていた。自分で修正して結果を出すのはさすが。オープンスタンスにし、もう少し膝を曲げ気味にしていた」と言う。坪井打撃コーチは「自分で常に微調整している。いつも大体、悪いときは前のめりで突っ込みがち。今日はそれがなかった」と解説。本人も「今まで前に突っ込んでいたけど、我慢できた」と言う一方で、その表現は抽象的だ。

「体の中の感覚が変わっている。見た目では変わっていないように見えても、感覚の部分で常に少しずつ変化している。スタンスを微調整したり軸足の体重移動を変えたり、打席ごとにしっくりくるよう合わせています」

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