愛工大名電・倉野監督に聞く スポーツ界パワハラ指導と今

愛工大名電・倉野監督（Ｃ）日刊ゲンダイ

「そうですね。精鋭のレンジャー部隊と研修を行ったのですが、もう言葉にできないくらい厳しい。レンジャー隊員、つまり大の大人がたった１つのミスを徹底的に追及されて、ボロボロ泣いている。もうパワハラなんてレベルじゃありませんよ。よくあそこまでするなと思ったら、隊員に『１つのミスで国民が死ぬかもしれないんですよ！？　倉野さん、あなたはその失敗を許せますか！？』と言われた。もちろん、野球と自衛隊とでは世界が違いますし、あそこまでやるつもりはない。でも、チームとして真剣勝負を戦う以上、厳しさも必要ではないでしょうか」