慶応・森林監督に聞く NTT社員から指導者を目指した理由

公開日: 更新日:

 12日は、初戦で中越(新潟)に競り勝った慶応(北神奈川)が登場する。指揮を執る森林貴彦監督(45)は、慶応幼稚舎(小学校)の教師でもある。慶応大卒業後に一般企業に就職したものの、高校野球の指導者を目指して退社。大学や大学院に通って教員免許を取得した変わり種だ。2002年から慶応のコーチを務め、15年に監督に就任した森林監督に話を聞いた。

【写真】この記事の関連写真を見る(52枚)

 ――慶応大卒業後、勤めていたNTTを退社して、指導者の道に飛び込んだ経緯を教えてください。

「僕は大学では野球部には入らず、慶応高校で学生コーチをしていたんです。でも、当時から指導者になりたかったというわけでもない。慶応野球部出身者は大学進学後、僕のように高校で学生コーチをやる人も珍しくない。それは自分の力に限界を感じてだったり、自分も学生コーチのお世話になっていたから恩返しをしたい、という人もいる。だから、就職活動も真剣にやった。でも……」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…