貴乃花親方「緊急搬送」の真相…突然けいれんし意識を失う

公開日: 更新日:

 体への負担もさることながら、今年2月には理事選で大敗。それでも内閣府に告発状を出すなど、協会にケンカを売り続けていたのだが、3月場所中に弟子が付け人を殴る事件を起こしたことが致命傷に。5月の年寄総会では親方衆につるし上げをくらい、あわやクビ寸前。何とか協会に残れたはいいものの、ヒラ年寄に降格となり、自ら話したように「一兵卒」からの出直しを余儀なくされた。

 理事時代の年収約2000万円から、ヒラとなった現在は同約1200万円と大幅ダウン。さらに一門を離脱し、貴乃花一門そのものが消滅したことで助成金もゼロになってしまった。

 協会トップの座を狙ってあれだけ大騒ぎしていた大横綱が、最近では目立つ言動は避け、黙々と仕事をこなしていたという。プライドはズタズタに傷つき、さらに収入が減ったことが心労となっていたのは想像に難くない。

 貴乃花親方は入院し、当面、巡業を休場するとのことだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動