田中理恵も宮川選手を支持 体操界に広がる“反塚原”の動き
塚原夫妻、いよいよ分が悪くなってきた。
リオ五輪体操女子日本代表の宮川紗江(18)にパワハラを告発された協会の光男副会長と千恵子女子強化本部長の2人はこの日(30日)、口を揃えて「全部、ウソ」「ウソも多い」と宮川の主張に反論したが、体操界からは宮川を支持する声が相次いでいる。
2012年ロンドン五輪代表で、20年東京五輪の組織委理事を務める田中理恵氏(31)が30日、自身のツイッターを更新。「いろんな形での助け方があります。私もさえのためにも、選手たちのためにも、協力します。心配で仕方がない」と投稿し、宮川の支援を表明した。
この投稿にリツイートしたのが、同じくロンドン五輪代表の鶴見虹子氏(25)。「元朝日生命で元日本代表として、全力で宮川さえちゃんを応援したいです。皆さんも応援してあげて下さい」と呼びかけた。
2人はともに日体大出身。塚原夫妻の後輩にあたり、日本代表として指導も受けた。特に鶴見氏は夫妻が運営する朝日生命体操クラブに5歳から所属。09年世界選手権でメダルを獲得するなど同クラブのエースとして活躍し、11年に退部した経験がある。そんな2人が揃って、塚原夫妻ではなく、宮川を支持する意向を鮮明にしたのだ。
他にも日本代表の白井健三ら現役選手も、宮川を応援するSNSに「いいね」や「リツイート」をしている。