復調著しい松山英樹 それでも消えないPO最終戦への不安
一方で不安材料もある。エースドライバーが決まらず、フェアウエーキープ率が良くないのだ。2日目は64.29%と修正してきたが、初日は50%と「暴れ始めた」キャロウエイドライバーは好不調の波が大きい。
さらに8月第1週のWGCブリヂストン招待から6連戦目とあって疲労が蓄積。今大会のプロアマ戦は体調不良から9ホールで切り上げている。
最終戦までは1週間のオープンウイークがあるが、ツアー選手権会場のイーストレークGC(ジョージア州アトランタ)のグリーンはクセのあるバミューダ芝だ。松山はパットに難があり苦戦が予想される。ツアー選手権の成績は初日首位発進だった16年大会は5位。それ以外は14年22位、15年12位、17年26位と振るわない。大会2日目に3位浮上も悩みの種は尽きない。