今季ワースト4日間7097人 男子ツアーの閑古鳥は誰の責任か
【フジサンケイ クラシック】
プロ3年目の星野陸也(22)が、初日から首位の座を一度も明け渡すことなく、2位に5打差をつけて初優勝した。
「優勝を意識するとメンタルが弱いので、周りを気にしないでアンダーかイーブンで回ればいいと思っていた。将来の目標は米ツアーに行って、メジャーに優勝することです」(星野)
186センチと長身で、ドライバー平均飛距離299.57ヤード(ランク11位)の飛ばし屋は小技でも好プレーを見せた。
6番パー5は深いラフからのアプローチをカップ縁まで運びバーディー。10番はグリーン外からチップインバーディー。そして13番パー3では実測256ヤードの1打目をピンそば30センチにつけるスーパーショットなど、決勝ラウンドは2日間とも66で回り楽々と逃げ切った。さらに富士桜CCでのトーナメント記録(13アンダー)も10年ぶりに更新した。
最終日最終組は重永亜斗夢(29)、木下稜介(27)と若い20代のペアリングになったが観客は2588人しかいなかった。