森保ジャパン初陣 コスタリカ戦の注目は最年長32歳MF青山
11日にキリンチャレンジ杯のコスタリカ戦を控えた森保ジャパンは9日、大阪・吹田のスタジアムで午後5時30分から練習をこなした。森保監督にとってA代表初陣予定だったチリ戦(7日)が北海道胆振東部地震で中止となっただけに「大阪で熱い戦いをして勝つ」と話してヤル気満々である。
「コスタリカ戦の見どころは、最年長32歳、広島のMF青山のプレーです」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。
「岡山・作陽高から広島ひと筋の青山は、森保監督が広島を率いて12~13年、15年にJリーグを制した時も中心選手としてプレー。森保監督は<3(DF)―4(MF)―2(シャドー)―1(トップ)>をベースにしながら、局面に応じて<4―1―5>や<3―2―5>といった異なるフォーメーションを用いる“可変システム”が持ち味の指揮官だが、それをピッチ上で具現化できる存在が、ボランチでプレーする青山です。彼のボールのない時の動き、ボールの配球、正確なロングフィード、攻守の切り替えの際の動き……を見ていると森保監督が今後、どんなチームづくりを考えているのか、どういう選手を欲しているのか、おのずと見えてくるでしょう」
主将を務める背番号17のMF青山から目を離してはいけない――。