ウッズ5年ぶりVで勢いも…ライダー杯連覇狙う米に落とし穴
不慣れなコースである上に、ロングヒッターの多い米国チームにとっては、決して有利な条件とは言えない。
ライダーカップは初日、2日目は各チーム2人が組んで4ボールとフォーサムのマッチを1日4試合ずつ、計16マッチで16ポイントを争う。そして最終日にシングル12マッチ(12ポイント)で勝敗が決まる。
世界ランク上位者が占める米国チームがシングルマッチでは欧州チームを圧倒するという予想もあるが、初日、2日目の獲得ポイント次第では地の利がある欧州チームにもチャンスは大いにある。
チームマッチで誰と誰を組ませるかが、キャプテンの悩むところだ。かつて世界トップ2のP・ミケルソンとT・ウッズがペアを組んだ04年大会はホーム開催でありながら、2人がギクシャクして大敗したことがある。
個人では実力差があっても、団体戦だけにどちらが最終的に勝つか、わからない。
(ゴルフライター・吉川英三郎)