「冠大会と変らない」日本オープンのコース設定にプロ苦言
【日本オープン 初日】
「初日を見た限りでは、冠トーナメントと変わらないですね」
こう語るのは並木俊明プロだ。
今大会が横浜CCで開催されるのは、1978年以来2度目。2014年からの大改修により、2グリーンが1グリーンとなり花道は消えた。グリーン回りの斜面は刈り込まれボールが転がり落ちるようになった。
ところが、戦略性が高くなったといわれるこの“新コース”、初日はバーディーの山。今は本調子と言えない49歳の藤田寛之が6連続を含む8バーディー、1ボギーの7アンダーの首位タイだから「自分でもビックリ」と言うのも当然だろう。
同じく7アンダーのB・ジョーンズも「日本オープンの最初の10ホールで7アンダーはなかなか出せないので、素晴らしいスタートになった」と上機嫌。このジョーンズは14番(パー5)でドライバーを左ラフに入れても、残り220ヤードの距離を7番アイアンでピンそば1メートルにつけてイーグルを奪っている。