菊池雄星にド軍「優れた才能」 獲得に破格の条件提示も?

公開日: 更新日:

「長期間にわたって彼を見てきたが、優れた才能の持ち主だ」――。

 ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が今オフ、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す西武菊池雄星(27)を高く評価した。

 1日(日本時間2日)のシーズン総括会見で菊池について聞かれた同編成本部長は「時期尚早」としながらも、「彼がメジャーに移籍するなら、間違いなく(球団内で)議論することになるだろう」と左腕への関心を否定しなかった。

 2日(同3日)には、再来年までの契約(総額約72億8000万円)を破棄してFAになる権利を持つサイ・ヤング賞左腕カーショー(30)と、条件を見直して3年総額9300万ドル(約105億円)で再契約したと発表。

 フリードマン編成本部長は来季の年俸総額について「今季と同程度(約210億円)になるだろう」と話したが、そこはメジャーでも有数の金満球団だ。

 ドジャースは今季6年ぶりにぜいたく税の支払いを課されず、仮に来季の年俸総額が基準額を超えても税率は低く抑えられる。今オフ、大型契約を交わして年俸総額が膨れ上がり、ぜいたく税の対象となったとしても、以前のような40億円超の出費は避けられるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…