初の一人横綱が2連敗 稀勢の里に白鵬・鶴竜が高笑いのワケ

公開日: 更新日:

 しかし、それでは白鵬鶴竜のいい笑いものだ。白鵬は朝青龍が引退した直後の2010年3月場所から、日馬富士が昇進を決めた12年9月場所までの15場所で、正真正銘の一人横綱だった。鶴竜も3場所で一人横綱を経験し、うち2場所で優勝している。日馬富士暴行事件で明らかになったモンゴル閥の是非はあるにせよ、精神的な強さは稀勢の里の比ではない。

 もし、稀勢の里が今場所、目覚ましい成績を残そうものなら、休み休み横綱の地位にとどまっているモンゴル勢への風当たりはさらに強くなったはず。だが、それもなくなった。和製横綱がこの体たらくでは、土俵上のモンゴル帝国はまだまだ健在だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係