中島・炭谷獲得で定位置が…G阿部「第3捕手」現実味おびる

公開日: 更新日:

 巨人がここ数日で米メジャー、パドレスのクリスチャン・ビヤヌエバ(27)、オリックスを自由契約となった中島宏之(36)を立て続けに獲得した。

 ビヤヌエバは本職は三塁だが、内野全般が守れる。原辰徳監督(60)は「岡本はサード中心。4番という位置でやってもらいたい」と今季は主に一塁だった岡本に三塁を守らせる構想がある。助っ人は一塁起用を念頭に置いた獲得だ。

 右の代打要員含みとはいえ、中島のポジションも一塁か三塁。そこではじき出される格好になるのが、来季は捕手復帰が決まっている阿部慎之助(39)である。

「現段階では捕手専念の方向だが、西武にFA移籍の意思を示した炭谷の入団も決まった。小林もいるし、年齢やブランクを考慮しても、阿部本人が『第3捕手でいい』と言っている通りの立ち位置が現実的。軸は一塁、たまに捕手。代打の切り札が主な役割でしょう。それが、一塁候補が続けて補強されたことで、阿部の戻るポジションが消滅してしまった」(チーム関係者)

■監督への準備期間

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動