“先輩”香川を超えるか トップ下後継者・南野拓実の素顔
森保ジャパン5戦4発のザルツブルクMF南野拓実にとって、アジアカップは「偉大な先輩超え」のチャンス。同じセレッソ大阪から欧州に移籍した香川真司(ドルトムントMF)の「トップ下後継者」と位置付けられているが、香川は2度のアジアカップで苦労の連続だったからだ。
現地7日、初戦トルクメニスタン戦(9日)の行われるアブダビで午後5時から練習開始。南野は、セレッソ時代の先輩に当たるベティスMF乾貴士と初共演。目を輝かせてボールを追い掛けた。練習終了後には「もう一日しっかり戦術など確認して試合に臨みたい」などと良い緊張感を漂わせながらコメントした。中東の地で<香川超え>を見せられるのか? 現地取材中のサッカージャーナリスト元川悦子氏が探った。
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「ロシア(W杯)を戦ってきた選手に比べたら自分はまだ全然です。だけど、真司君のプレーをそのまま真似するわけではない。まずは思い切りプレーしようというのが一番です」と話す南野。常に<挑戦者意識>で日本代表に挑んでいる。というのもザッケローニ監督時代、ハリルホジッチ監督時代とも代表に定着できなかったからである。ビジュアル的にスマートな印象で見られがちだが、素顔は闘争心あふれるファイターだ。