森保J司令塔候補へ大きな期待 MF南野拓実が問われる真価
キリンチャレンジカップのパナマ戦(12日)を翌日に控えた日本代表の森保一監督(50)は11日、試合会場である新潟市内のデンカビッグスワンで公式会見に臨んだ。
「選手には<良い守備から良い攻撃をバランス良くつなげたい>と伝えてある。各選手が互いの意見を出し合い、すり合わせている場面が多く、チームとして融合ができていると感じている。パナマがブロックをつくって守ろうが、前からプレッシャーを掛けようが、どちらでも臨機応変に対応したいと思っています」
いつものように少しだけ笑みを浮かべ、メディアの質問に淡々とコメント。余裕を感じさせた。
その指揮官が、招集メンバーで大きな期待を寄せているのが、オーストリア・ザルツブルクでプレーしているMF南野拓実(23)だ。
「パナマ戦に招集された23人の中でトップ下を任せられるのは、南野ひとりだけです。他のポジションはすべてレギュラー、控えの2人が選ばれていることを考えると南野に対する森保監督の信頼の厚さが伝わってくる」と、元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう続ける。