大坂なおみコーチ交代に理解も…錦織圭はなぜ体制一新せず

公開日: 更新日:

 グランドスラム2大会を連覇し世界ランキング1位に立ったにもかかわらず、コーチを代えた大坂なおみ(21)と、4大大会はおろかその下の格付けのマスターズ1000すら勝てないのに5年強、コーチを代えない錦織圭(29)。ある意味、対照的な2人がいま、米カリフォルニア州インディアンウェルズでBNPパリバ・オープンを戦っている。

 世界ランク1位の大坂は10日、初戦のシングルス2回戦でムラデノビッチ(25)を6―3、6―4のストレートで下した。

 前コーチのサーシャ・バインを解任した直後、2月のドバイ選手権で敗れた因縁の相手に付け入る隙を与えない快勝に、「前回の敗戦から多くを学び、修正することができた。今回はうまく対応して、ショットの確率を高められた」とは試合後の本人だ。

 自身のインスタグラムに、新コーチであるジャーメイン・ジェンキンス(34)たちと写った写真を公開したのが2月28日。今回のパリバ・オープンはチームに新コーチが加わった初戦だから、まずは好発進といえる。

 そこへいくと、かたくなにコーチを代えないのが錦織だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…