作家・吉川潮氏が分析 イチロー引退会見で感じた“不快感”

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 イチローは引退会見で、日本球界復帰の選択肢は「なかった」と言った。が、理由については「それはここで言えないなあ」とはぐらかすなど、延々と会見をやりながら、肝心なことには答えない。

 野球ファンの吉川潮氏(作家)が「あの会見は何か鼻につきましたね」とこう言った。

「自己顕示欲が強いんです。そして、言葉を選んでいる割に冗漫でしたね。一部のお気に入り以外、基本的にはスポーツマスコミをバカにしている。だから、ああいう物の言い方になる。上から目線で『おまえらに分かるのか?』という傲慢さがにじみ出ていました。そういうところが、周囲に不快感を与えるのではないか。本来なら、昨年引退を決断すべき。むしろ遅過ぎるのに、そのことについては誰も触れない。マスコミのそういうなれ合いの姿勢も、関係していると思います」

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