阪神鳥谷 サヨナラ勝ちに貢献も「年俸4億円なら当然」の声

公開日: 更新日:

 両軍の投手陣が踏ん張り、開幕戦から延長戦に突入した29日の阪神ヤクルト。勝負を“決めた”のはベテランの一打だった。

 1―1で迎えた延長十一回、阪神先頭打者の代打鳥谷は、フルカウントから真ん中のストレートを強振。右中間フェンス直撃の三塁打に、矢野監督はサヨナラ勝ちでもしたかのようにベンチから飛び出しガッツポーズ。1死後、5番手石山のワイルドピッチで代走の江越がホームを踏んだ。

 鳥谷はお立ち台で「ホームランで決められたらカッコ良かったですが、三塁打の後に代走も出されたし少し恥ずかしいです」と言って照れた。

 開幕戦をモノにした矢野新監督は「(鳥谷に)何回も(代打の)準備をさせて、準備疲れしてるんちゃうか?と聞いたら笑ってたよ。気持ちを感じた一打で、ベンチの前まで出てしまいました」と笑顔を見せた。

 16年目を迎えた37歳のベテランは今季、「遊撃で勝負させて欲しい」と矢野監督に直訴したが、新人の木浪(Honda)がオープン戦で12球団最多の22安打(打率・373)と大活躍。開幕スタメンを奪われ、この日はベンチスタートとなった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

  2. 2

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  1. 6

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 8

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 9

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  5. 10

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース