心技体すべて未熟…松山英樹がマスターズで露呈した限界
「会場のオーガスタ・ナショナルGCはドローボールで攻めさせるホールが多い。ところが初日の松山はドライバーを右へ、右へと曲げ、この日は13番パー5で1打目を右サイドの松林のほうに打ってフェアウエーをとらえられず、バーディーを取りたいホールでボギーをたたいた。その原因はトップでの右ひじの位置に問題があって、インサイドイン軌道でボールを打つドローヒッターに比べると松山の右ひじの位置は浅く、引っ掛けのミスが出やすいのです。だから引っ掛けを嫌がって、無意識にヘッドを目標方向に出しているから、ボールがつかまりきれずに方向性が安定しないのです」